幻想郷の端にある博麗神社の巫女さん。
『空を飛ぶ程度の能力』を持つ。
前例のない危険な異変を解決する為、持ち前の天運と霊力を武器にわりと本気で戦う。
人間と幻想郷に迷惑をかける者は、例え神様だろうが妖怪だろうが容赦しない。

魔法の森に住む、人間の魔法使い。
『魔法を使う程度の能力』を持ち、パワフルで豪快な魔法を好む。
隠れた努力家で、負けず嫌い。
蒐集癖があり、自宅である霧雨魔法店は持ち帰ったアイテムで溢れている。

霧の湖に住むいたずら好きな氷の妖精。
『氷を操る程度の能力』を使う、妖精の中では別格に強い力の持ち主。
それ故か「最強」を自称し、格上相手でも無鉄砲に立ち向かってしまう。
なお、この「最強」に頭の良さは入らない。

湖の畔にあるお屋敷・紅魔館に住む
唯一の人間にしてメイド長。
『時間を操る程度の能力』を使用し、炊事洗濯から掃除まで完璧にこなす。
主のレミリアに対しては砕けた態度を取ることもあるが、忠誠心は高い。

白玉楼に住み込みで働く半人半霊。
『剣術を扱う程度の能力』を持つ。
楼観剣と白楼剣を使う二刀流剣士であり、斬れない物は少ししかない。
庭師兼警護役兼剣の指南役として西行寺幽々子に仕えている。

幻想郷の境のどこかに住む強大な妖怪。
『境界を操る程度の能力』を持つ。
他者とは異なる行動原理で動くため胡散臭い目で見られることもしばしばだが、
今の幻想郷を創った賢者の一人でもあり幻想郷に対する愛は非常に強い。

永遠亭の雑務全般をこなす元・月の兎。
『狂気を操る程度の能力』を持ち、物事に宿る波を操作し相手を狂気に陥れる。
戦闘時以外は暢気で、ちょっぴり苦労人。
八意永琳の弟子で、師の作った薬を売りに変装して人間の里にまで出向くこともある。

人見知りで臆病だが人間には友好的な河童。
『水を操る程度の能力』を持つ。
また生粋のエンジニアでもあり、高い技術力で様々な道具を作り出す。
商魂たくましく、儲け話となると多少やりすぎてしまうこともしばしば。

守矢神社にて風祝を務める人間。
『奇跡を起こす程度の能力』を持ち、人でありながら神となった現人神でもある。
外の世界から神社ごと幻想郷へやってきた。
自信家で調子に乗りすぎることもあるが、明るく真面目に信仰獲得に勤しんでいる。

500年以上を生きる強力な吸血鬼。
『運命を操る程度の能力』を持つ。霧の湖の畔に建つ「紅魔館」の主。
我儘な幼い少女のように見えるが吸血鬼ゆえの反則的な身体能力と
高いカリスマ性を持ち合わせている。

かつて聖白蓮によって救われた舟幽霊。
『水難事故を引き起こす程度の能力』を持つ。
聖輦船の船長として白蓮復活に尽力後は、彼女が幻想郷に開いた命蓮寺で修行中。
明るい性格で人間にも理解のある方だが、今でも水場ではうずうずしてしまう。

「茨華仙」と号し、妖怪の山に暮らす仙人。
『動物を導く程度の能力』を持つ。
「私の理念は天道にある」という立場のもと隠者の身ながら幻想郷の守護者の一人として異変解決に助力することもある。
仙人であるが酒や甘味好きといった一面も。

無類の酒好きで、いつも酔っ払っている鬼。
かつて山の四天王と呼ばれたうちの一人で、『密と疎を操る程度の能力』を持つ。
やや自分勝手で子どもっぽい言動をとるが、長い歳月を生きており、その力も強大。
無限に酒が湧く「伊吹瓢」を所持している。

旧地獄にある「地霊殿」の主。
『心を読む程度の能力』を持つ為、他の妖怪や怨霊からは恐れられている。
逆に言葉を持たない動物には好かれており、地霊殿は数多くのペットで溢れている。
妹のこいしを心配する優しさも持つ。

仙人の一種である尸解仙を自称する道士。
『風水を操る程度の能力』を持ち、人間だった頃から豊聡耳神子に仕えており、
その忠誠心は絶大なもの。
とても素直で思い込みが激しいため、勘違いを起こしてしまうことが多い。

満月の夜にだけ変身するワーハクタク。
人間時は『歴史を食べる程度の能力』を、
白沢時は『歴史を創る程度の能力』を持つ。
堅物と呼べるほど真面目だが、人間のことが大好きで、常に人間の味方。
里の寺子屋で子供相手に教鞭をとっている。

迷いの竹林にある永遠亭に住む妖怪兎。
『人間を幸運にする程度の能力』を持つ。
自称「幻想郷で最も賢くて可愛い兎」だがその実態は狡賢くてイタズラ好き。
幻想郷成立の遥か前から竹林に住んでおり、数多くの地上の兎のリーダーでもある。

三途の川の船頭を務める死神。
『距離を操る程度の能力』を持つ。
江戸っ子っぽくさばさばとした面があり、情に厚く明るくて話し好き。
自分の仕事には誇りを持っているが、幻想郷でのサボり姿を目撃される事も多い。

妖怪の山で哨戒役を務める白狼天狗。
『千里先まで見通す程度の能力』を持つ。
普段は山への侵入者も滅多にないため待機中よく河童と大将棋に興じていたが、
今回はそうもいかず忙しく飛び回っている。
同じ天狗の射命丸文とは犬猿の仲。

かつて山の四天王と呼ばれた鬼の一人で、『怪力乱神を持つ程度の能力』を持つ。
「力の勇儀」の通り名が示すように大変な怪力であり、酒と喧嘩が大の好物。
豪放磊落な姐御肌で、自らと同様
力、勇気、正直さを持つ者を好む。

古道具屋「香霖堂」の店主。
『道具の名前と用途が判る程度の能力』を持ち、結界外から来た珍しい品を店で扱う。
とはいえ道具の使用法までは分からず、想像で蘊蓄紛いの説明をすることが多い。
人間と妖怪のハーフで、長い寿命を持つ。

里にある貸本屋「鈴奈庵」の一人娘。
『あらゆる文字を読める程度の能力』を持つ。
妖怪が書いた妖魔本に興味があり、自分で読むために集めている。
好奇心旺盛な性格のおかげか、度々トラブルに巻き込まれることも。

稗田家の当主で、九代目「御阿礼の子」。
『一度見た物を忘れない程度の能力』を持つ。
御阿礼の子は「幻想郷縁起」編纂のため人生のほとんどを費やす運命にある。
膨大な記憶と知識を持ち思慮深いが、実年齢相応のはしゃいだ一面も見せる。

人間の里にある居酒屋「鯢呑亭」の看板娘。
礼儀正しく親しみやすい性格で、毎日明るく元気に店を手伝っている。
その正体は人間ではなく、昔から鯢呑亭に住み着いていた「座敷わらし」。
料理が得意で、その味は人妖問わず大好評。